猿ノ丞狂介のお気に入りの歌一覧
山桃
花嵐吹けば夢散る想夫戀絶えてはさらに眺め苦しき
11
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聴雨
学び舎を友と抜け出し風の中あらたな花に出会う嬉しさ
20
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聴雨
さだめとも思へどかなしき別れあり花をくたすは雨か涙か
12
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ゆびきゅ
闇空を黒く縁取る稜線に 全き闇ではないことを知る
31
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大河千紋
小夜更けて風鳴く庭へ散り落つる花のなみだに袖濡らしては
8
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紫苑
うつしよにまみえぬとてもいづくにかこころかよへるひとおはします
12
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島祝
宮前の牛の山々泡と消え牛飼童は如何にぞすべき
18
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メガネ
しきしまのやまとのうたにきこへくるまごころのこへわれつたへめや
12
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三沢左右
風車要外せばひとひらの風受けあへぬ紙と戻れり
13
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浅草大将
花の色の移るを知れば徒にわが身世にふることは詠めじ
25
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さる
芍薬の漢方薬を時折に服するわれの老躯をまもる
4
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島祝
明けぬればかたき道にも向日葵の出づ黄のあはれをいかで愛でずや
13
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庭鳥
女子会の証としよう三日月と並び輝く宵の明星
9
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さる
庚申なにごとも吉けふなりと老春われはティシャツを着る
10
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さる
猿面を壁に飾りてわが書斎 本読むわれに語りてあるも
9
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紫苑
弓月のふところに添ふ明星の見ひらく瞳零るるまでに
15
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山桃
鳥の声空を破れば濡れ葉立ち玉垂れ零す雨やむらむか
11
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山桃
民族の着物なれども人群れに浮く心地せり木綿なりしが
15
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さる
あの方の歌を通してわがおもひ燃ゆる炎とゆらゆら揺るる
9
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庭鳥
風あまくさやかに吹けりくるくると留守のお部屋に回る花びら
11
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