灰色猫のお気に入りの歌一覧
千映
シニアクラブの入会お誘いやんわりと断る吾は盆ダンス中
11
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千映
リハビリの報告励まし朝メール四十五年顔見ずの仲
6
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夕夏
いまだあるおもいかわらぬわかきしひすきまかぜさえここちよきとき
2
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林林
一日が始まる覚悟眉を書くその曲線に祈りを託し
21
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林林
あの空で堪えた涙はこの空で流れるままに溢れるままに
15
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林林
甘栗の皮を一人で剥いてから山積みの実を一人で食べる
14
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舞
花ごとに陰に日向に違うとも日に向かい咲き日を求め咲く
11
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佐藤水村
何もせで我れひとり座す道の端道行く人をしばし眺めつ
3
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佐藤水村
列車の来て人の乗りゆき消えにけりただそれだけのことにしあれど
4
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佐藤水村
見るものもなく朝夕の道沿いの躑躅ひたすら見つめつつ行く
3
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へし切
浮き舟に波間ただよふ吾が身かな寄る港なく漕ぐ櫂もなし
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たけくらべ
夏の夜の秘めたる恋をわびぬればひそやかに咲く梔子の花
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夢士
熱中症負けてなるかとウォーキング冷や水飲みて笑わるる爺
10
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夕夏
みにまといこころをおおうことのははにじいろのいろなすしゃぼんだま
2
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ゐわむら
ひとりで吸うタバコ、ひとりで食うパピコ、ひとりで生きると強がるオトコ
11
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夢士
ワルナスビ雨が降ろうと降るまいと花を開きて元気はつらつ
9
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夢士
エノコロの雨に打たれて俯きぬ穂先にキラリ光る水滴
15
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葱りんと
待っててと 言われ素直に 待っている どれだけなんて 恐くて聞けない
13
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夢士
朝起きて日の暮るるまでぐずぐずと汝いつまで泣き居るや 空
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恣翁
咲き出でて 御寺の庭を焼き尽くす カンナの赤は 劫火思はす
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