灰色猫のお気に入りの歌一覧
蕗子
ミンミン蝉の声棲む樫の隧道をひと踏みひと踏み自転車の行く
9
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人三昧
夢見草 おふくろ帰れ 掌の中へ 不幸の数は 両手でたりぬ
8
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人三昧
空ジョッキ 高く掲げて 友破顔 ビアガーデンに 風は清しく
4
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西村 由佳里
パソコンに一日ずっとかじりつきできたお話どこを削ろう
6
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詠み人知らず
ねだる子の舌は涼しきブルーハワイこの手に握る ラムネの甘さに
2
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千映
母の名を表札に書く勇気なし亡くなりし時の消す辛さか
11
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千映
京都びとほんまの舞妓偽舞妓一目でわかる裾さばき
7
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千映
友の肩外国人の乳房乗る祇園祭の山鉾見物
11
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めだか
掛け違うボタン一つが直せずに別れた貴女の夢をまた見る
6
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つつむ
好きな子に一生モテ期が来ないようにと願います。外は暑いです。
6
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舞
涼やかに都大路を鉦の音の歩みもみやび祇園山鉾
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まほろ
ぱたぱたと木の葉の軽い音がして夏の匂いの雨が降り出す
7
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Chico
左手にバレルロールを繰り出して、痙攣してる僕の零戰。
10
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Chico
隙間なく肉を多めに盛つてます 赤字覺悟の吉野家主( 犇丼 )
10
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更紗
一人では生きてゆけないものだけど 群れて自分を失くすのも嫌
12
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松本直哉
物憂げに日焼け止め塗るをみなごの髪なびかせて浜の潮風
9
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人三昧
我が門の 郵便受けより 母の名を 消すは悲しき 長男の性
20
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人三昧
小さくも 母子二代の 接待所 歩き遍路の 笑顔まぶしく
5
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絮谷新
逆光の陰に埋もれし向日葵の小さき世界の静けき終はり
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へし切
我がためは摘むかひもなし忘れ草こころに枯れぬ妹が面影
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