へし切のお気に入りの歌一覧
つねこ
齢重ね悩み苦しみ多けれど友と語れば笑いに替わる
3
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河のほとり
海ちかき宿りに一日聞きわたす波の声こそ涼しかりけれ
13
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河のほとり
果てまでも涼しき谷かおと清き川瀬を風のふるさとにして
15
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紹益
戦争が 終わりし時に 考える いつか始まる 次の戦争
13
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南美帆
仏間にて幼子の誦む正信偈声の響きに遺伝感じる
7
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浅草大将
聞こえくる鐘にかすかに名を呼べば入日の果てにみ仏のかげ
9
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詠み人知らず
宗派ごと形異なる石の墓黙礼しつつ脇すりぬけて
5
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秋日好
手の中の青柿光る心乗せキャッチボールに興じる夕べ
5
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秋日好
信じあいとおる海峡大海に漕ぎ出せ青き笹の舟にて
6
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詠伝
この街で一人になるときふるさとの呪文みたいな地名を唱える
13
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みなま
フィリピンに御霊埋めし夫のこと卒寿の祖母は想うだろうか
12
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紫苑
あふのけに落ち蝉の曳かれゆく無言いくさの終のかくもあらなむ
15
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詠伝
十六夜を浴びて尖りゆく爪をやはらかなる彼の峰に突き立て
11
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詠み人知らず
いつもより素足に下駄をはく宵は君を追いかけ小走りになる
15
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木蓮
人間は「持てる幸せ」それよりも「持てない何か」に執着する
7
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木蓮
生きるとは 上手くいかないの連続で それでも徐々に前へと進む
5
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夢士
気だるさの午後のひと時まどろみて遠く近くの蝉の声聞く
21
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詠み人知らず
色褪せた自分が映る写真には淡い想いもぬくもりも無い
17
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夢士
無謀なる戦の影に民の散る歴史の惨劇永久に伝えむ
14
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紫草
考えることをやめれば聞こえなくなりし声あり夕焼け小焼け
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