野々花のお気に入りの歌一覧
矢車菊
すこしずつあなたのことを知るために秋はゆっくり深まっていく
17
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詠み人知らず
笑うとき首を傾げる癖のあるおまえのことは忘れちまった
5
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紅孔雀
田居の間に秋風撫でて揺れし花 痩せたる磽のそばの真白き
4
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矢車菊
感じるのそれはおそらく風だけに淡く聞こえるコスモスの唄
19
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矢車菊
どんぐりのように小さな物語両手でずっとあたためていた
20
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コーヤ
名月の照らす草群れ鈴虫の澄んだ音色が心を癒す
10
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コーヤ
中秋の名月映し飲む酒は心に幸の明かり灯して
16
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詠み人知らず
彼岸花炎のごとく燃ゆるなか紋白蝶のゆらゆらゆれて
15
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秋日好
今日だけは庭好き集まる開放日花を売りつつお喋りをする
14
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とめきち
長々と梨の皮むく秋の夜はゆるりゆるりとあはれ更けゆく
7
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秋日好
いつもなら横目ちらりの大猫も売れない花の横に寝転ぶ
12
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舞
くだらない意地張ることも甘えたき胸求めるもまた男の子なる
10
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秋日好
「エリーゼのために」が聞こゆ庭先に老いた夫婦は黙って座る
18
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秋日好
人生に意味は無いよと言うよりも自分で決めるものだと言おう
15
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千映
公園の ベンチの濡れも乾いてる一人寂しく右端座る
12
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夢士
あさがほの花を手向けて菩提寺の彼岸参りやうすらびのなか
17
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灯依
君がまた 優しいことばをかけるから 今日も涙が 止まらないじゃない
8
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詠み人知らず
デパートで狂ったように泣く子供 欲しかったのは 母さんの愛
13
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詠み人知らず
蓄えたヒゲをしゃらりと撫でながら 旨いお茶だな あなたが好きよ
11
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詠み人知らず
降りしきる雨に背中を打たれても虹を探して歩き続ける
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