詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
コタロー
母が子に慣れぬバットでボール打つ慣れぬグローブ笑顏の二人
37
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石川順一
ソナタ聴きポストまで行き花壇ある球根植物堪能したり
10
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夢士
海風に揺れる昼咲き月見草ほんのり赤く色づきをりて
13
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灰色猫
誰しもがオーダーメイドの顔を持ちオーダーメイドの言葉を放つ
19
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灰色猫
孤独さを自覚するためスクランブル交差点にて詩を朗読す
23
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灰色猫
無数なる手から手へと渡りゆき我が手に来たる銀貨のひかり
20
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へし切
明け立てばくれなゐふかき花の色 夏来にけりと今朝初に咲く
31
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詠み人知らず
人生の旅路のなかで親切にされたらきちんと胸に仕舞おう
11
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び わ
雑草をつめども新芽顔をだす吾は天敵刈取り「ごめん」
8
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藤久崇
煙立つ 大路が端の 憂きを耐え しかと黄金の かたばみぞ咲く
21
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伏間かづき
セルフ式うどんに載せた茄子天の歯型通りに割ける素直さ
11
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詠み人知らず
絡めども 叱られもせで浮く子猿 月影優しく微笑みけり
16
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inosann
重箱の隅をつつくごと国会の一日の費用三億円とも
16
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さへき さうじん
朝ぼらけ未だ寝てゐたき日曜日 すること有りて亦疾く起きなむ
3
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千映
歳重ね知らない間に絵空事言えない吾に今朝気が付いた
13
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沙久
いびつでも二人して見る月だから甘くまあるい口づけみたい
14
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沙久
寄り掛かるその背がやけに温かく必死で泣くのを隠してたんだ
17
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夢士
鶯の声に誘われ山里の路を歩みて吸葛の香
18
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千葉 甫
解体の家の跡地に生え出した草の緑の見る見る増える
8
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詠み人知らず
「さようなら」響きが哀しすぎるから 笑顔に替えてその背を見送る
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