文麿のお気に入りの歌一覧
聴雨
すべらかに墨染の夜を渡りゆく真珠の月のしづくかなしも
9
もっと見る
みなま
夫の愛猫 夫亡き後はいつの間に潜り込み居り 吾の寝台に
6
もっと見る
みなま
不養生 繪に描ゐたやうな醫師でしたロックとよべば喜ぶやうな(笑)
3
もっと見る
みなま
二人きり最期の夜に懐かしい映画のテーマ優しく歌う
8
もっと見る
みなま
あのひとは何回ごめんと言ったろう何回わたしの名を呼んだろう
7
もっと見る
みなま
冷蔵庫片付けおれば あの人の好物達の残骸の群れ
12
もっと見る
紫苑
よこがほのかそけきさまにくれなゐのいとあざやけし五月のさうび
11
もっと見る
もぉりもり
はつなつのペダルを強くきみが踏むわたしは風を抱きしめている
11
もっと見る
聴雨
君よりは遠つ淡海の浜に立つ白波ひけばやがて消えゆく
7
もっと見る
詠み人知らず
とりあえず生と叫んでみたいけど「これいただくわ」澄まして言える
7
もっと見る
夏恋
泣きじゃくるわたしの背中を撫でていた気怠げな声物憂い瞳
7
もっと見る
おおしまゆきこ
日なたにて丸まり眠る猫の腹 耳を寄せればくるくると鳴る
4
もっと見る
おおしまゆきこ
散歩道 名残の桜 チューリップ 「牛丼ふたつテイクアウトで」
5
もっと見る
おおしまゆきこ
つつましき春を押しのけ夏が来て嗚呼Tシャツを用意しなくちゃ
14
もっと見る
おおしまゆきこ
くたびれたプリマがパニエを脱ぐようにバサリと落ちる芍薬の花
32
もっと見る
おおしまゆきこ
ぼんやりと暮らしゆくうち占いのラッキーデーはとうに過ぎ去り
9
もっと見る
おおしまゆきこ
ひそやかな灯り囁く窓辺にてエナメル付きの三日月を踏む
7
もっと見る
詠み人知らず
文字通り刺す日射しには黒めがね 涼しい肌の麗人を見た
10
もっと見る
桜井さえ
まばたきの度に睫毛が泣くような一瞬の中 永遠めいて
6
もっと見る
詠み人知らず
無理なこと偶にいわせてもらいます三越前で待ち合わせして
8
もっと見る
[1]
<<
26
|
27
|
28
|
29
|
30
|
31
|
32
|
33
|
34
|
35
|
36
>>
[132]