詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
日向猫
陽を浴びたグラジオラスの切先は遥かな空を求めてやまず
59
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みやこうまし
蝉の声いまだ聞かない御所の森 出番気になる夏の本命
15
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詠み人知らず
山間に永しく潜む溜め池は 訪問客に畏怖を授ける
14
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falcon
夕闇のせせらぎの音の涼しくも連呼は暑く木立ぬひくる
11
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みなま
思い切り短く切ってと請う吾にパーマにします!と美容師は答ふ
12
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紫草
哀感を抱きしめ夜を乗り越えていまいましきはこの青い空
24
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みなま
点々と露草の青ちりばめて河原撫子群れて花咲く
20
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千春
ハンモック揺らしぼんやり眺めてた君の背中に夢を映して
3
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千春
君の手の刻んだ葱の味噌汁は涙ぶんだけ少ししょっぱい
6
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みなま
失った跡にあるのは暗黒の穴ではなくて 透明なみず
35
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inosann
ゆっくりと老夫が老婦の手を引いて歩く姿を車窓より見る
21
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南 瑠夏
ムルソーに思いを馳せて桃かじる不条理なほどに日射しは眩しく
11
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横雲
紫蘇葉煮る色鮮やかな香の満ちて土用に入りし朝や涼しき
3
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舞
意のままになるこの世なら酒などは誰も飲まじと影の笑える
7
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蜻
肉體のふれあひに伸ぶ慾の芽は手を繋ぐれば魂に散華す
8
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更紗
夏の午後 突き刺すような陽を避けて木陰に寄れば蝉が飛び立つ
4
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更紗
地に降りた太陽の子ども達のよう空を見上げて笑うひまわり
6
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いちにのパッパ
夏の夜の子らの寝相の無邪気さに添えてみたくなる風鈴の音
17
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せいか
若き日は楽しからずや緑蔭の中にも数多の色をみていた
6
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由良
本心をいまだ明かさぬ君なれど庭草よりも身近に感じる
8
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