へし切のお気に入りの歌一覧
秋日好
篝火を消さないように細くとも火種の芯を緑で守る
10
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詠み人知らず
山手線内側に住む閉塞感 綾瀬あたりに越してみたいな
8
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詠み人知らず
宝くじ買ったことなくこの先も 別のたのしみ見つけるでしょう
9
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つゆくさ
虫の音が優しく響き 慰める 誰にも言えぬ 我が胸の内
8
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詠み人知らず
衝突をくりかえしても粉々になれない だから人はかなしい
9
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村上 喬
数多ある歌に溺れて息継ぎのできぬ身となる夜長の一日
22
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河のほとり
寝ねられぬ夜はつれづれときりぎりす雨ふる闇に絶えず聞くかな
13
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秋日好
砧にて「あなたの詩情はどこにある?」ふかふかうさぎの作者は訊いた
7
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光源氏
君を待つ花の心を知りたるや涙の雨のしぐる停車場
13
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有
つきあいは あっさりでいいと 教わって 心がすこし 楽になります
6
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塔
こんなにもはなれて影を写しあう天体は決して孤独になれない
5
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塔
寝静まった夜に一人で皿を洗うこれには見覚えがあるな 母さん
9
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舞
ひと葉ごと音無く落ちる紅葉の木洩れ日のなか秋の更けゆく
8
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酒野実
流線の驅體はいとも美しき技の粹なる素晴らしきかな
6
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恣翁
黄昏の石ころだらけの山道を辿れば 寺に蝙蝠の飛ぶ
24
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さの をるこ
灯に滴る闇に疼く腿 マニュキュア溶けた指触れぬ間に
2
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香月
雨つつみ空を仰ぎて君想ひ衣に残りしぬくもり抱く
8
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浅草大将
あはぢ島あはれ秋風吹くなへにうらさびてなほ千鳥なかずも
9
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芳立
秋分けてひと日ひと日の暮るるほど闇の深まるわが身とぞ知る
18
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恵
死にたいと思いながら生きている罰当たりな吾に少女のニュース
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