詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
根無し草
この冬を 越えた先には 春が待つ 待っているはず 待っていてくれ
5
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恣翁
酔ひ醒ます不忍池に 破れ蓮の 夜風に鳴るを 寂しく聞けり
13
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恣翁
ちろちろと 火影怪しく揺らぎつつ 闇にし 綾を織り出だしけり
11
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詠み人知らず
夜の冷えて弓月白き路地通りひびく靴の音家路を急ぐ
16
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灰色猫
祖先から絶ゆることなく紡がれた精霊たちの歌を歌おう
16
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滝川昌之
トロよりも赤身を好む齢には暦に迫る霜降りつらし
21
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詠み人知らず
咲き滿ちて夕ふべ紫苑の淡き影日々いつくしむ君を忘れず
19
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へし切
君をのみ朝な夕なに思い草はかなの野辺の露ぞこぼるる
18
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詠み人知らず
恥ずかしや語る人生何もないただ失敗談なら山とある
14
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芳立
夕暮れて衣をひとへ重ぬればやがて火焚きのころとおぼえぬ
5
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詠み人知らず
シンプルで味気ないのが本当の幸せだとは誰も知らない
6
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夢士
袴つけ「大きくおなり」と親木から手放され来し椎の実ころころ
11
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蔓葵
時しらぬ富士とはたれか思ふらむけふ晴れの日を祝ふ初雪
9
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さえね
とぶとりの明日香の原の浄御原浄めの雨のふるよき日かも
10
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コタロー
秋草の小さき花にも小さき蝶耳を澄ませばせせらぎの音
11
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詠み人知らず
感じたらとうの昔に死んでいる刺さったままの言の葉の弾
2
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詠み人知らず
潮騷の砂丘の棚田に稻架高く能登の海鳴り遠ざかりける
16
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行中納言中将知師
秋のよの夢の恋こそみじかけれ 明けのはかなくひとりかも寝む
4
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KEN
雨のあと 月冴えてなお 響くかな 秋の櫻葉 散らす露の音
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可不可
ハイドンの告別さながら一日また一日ほそりゆく蟲の音
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