灰色猫のお気に入りの歌一覧
ppm
あとはただ首を切らるる日を待てリ稲穂覚悟す次の日曜
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詠み人知らず
帰宅して三分後にはとととんと キャベツを刻み 献立を練り
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絮谷新
毀レモノ抱えて生きてるんだから卵パックで包んであたしを
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鈴木たとえば
夏みかん季節過ぎても置かれゐる台所かな 夢ありし頃
10
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ひの
秋分の日生まれのわたし色づいているので貴方に季節ごとあげる
7
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もも桜
今の世の音信不通あり得ぬと不安マックス娘熟睡
8
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優器ルミネ
叢雲を 映す寒凪 誰一人 気づくことなく 春を迎えり
7
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秋原硯
カンバスに描く青色薄暗く花よ君こそ我が淺き夢
7
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このえ
彼女をさ こいつは俺のものですと彼が手を引く文化祭です
11
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詠み人知らず
零れ咲く萩に魅せらる蝶たちの深みゆく秋を乱舞してをり
15
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詠み人知らず
すべり台に落葉一片残しをり子等のひびきも去りて秋の暮
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緑里
うっすらと消え入りそうな白線を忘れてしまわぬように悲しめ
8
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石川順一
カレー食べ稲荷寿司食べ昼餉とす木の枝渡る蟻を見て居る
5
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緑里
窓枠の外はいつもの日常で地球何周目かの風を見送る
9
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クジラクション
恋ならば あなたの一部を愛してる 愛ならば あなたの全てを愛してる
8
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クジラクション
お前だけ 抱きしめたいのはお前だけ 俺だけを見ろその綺麗な目で
6
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クジラクション
イェイイェ 楽しいんだよ楽しいよ 楽しいことを作れみんな!
5
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松本直哉
彼岸より来たりし霊か鳥一羽さへづりやまぬ秋分の朝
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ラベンダー
産まれし日 死に近づきし 日でもある 誕生も死も 日常にあり
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舞
音無くに花を朽だせる秋雨に侘びしく宿る虫も我が身も
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