行宮偏(仮之名)のお気に入りの歌一覧
青き銀椀
水の上を知らえず孤り水のみに知らず知らずと棲める鯉やも
10
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灰色猫
靴紐をきちんと結ぶ今日というやり直せない旅路のために
20
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青き銀椀
かなしびの抱へてこころみたす由きみ生くることわれ生くること
10
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灰色猫
灼熱の砂漠でぽつんと唸ってる冷蔵庫へとひきこもるぼく
17
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青き銀椀
勉強をしてます敢えて線を引くわが師の歌集難くひも解く
9
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青き銀椀
風の緒ゆいこまのやまを吹きぬけて宙にありせば時の行くまで
10
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青き銀椀
夜の卓に恒星ひとつ持ち寄りてクリームパンと水と枝豆
9
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青き銀椀
湛へるに葉より一滴落ちゆくをさながら光る朝な眩しき
13
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青き銀椀
臥して夕べまれな夢見て起きしことゆめ鳥の音が歌へる如くに
10
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灰色猫
若苗の水田歩めば爽やかな小さな海の夏に吹かれて
15
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つゆふみ
ことばより先にある空 向日葵は向きを変え そら はなさないでね
8
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つゆふみ
カーテンを開けても空っぽ駅と椅子まだ床にいて なんで笑うの
6
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つちだゆういち
銭湯に肌に花咲く御仁来てサウナへ逃げて出るに出られず
8
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灰色猫
新緑の湖畔を歩む涼やかなドレスのような日傘をさして
20
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青き銀椀
家に帰り一眠りするも夏の陽が頭に残る町のイベント
10
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つちだゆういち
カテゴリー選択するの忘れたり恋愛のまま君に送るる
8
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青き銀椀
残れるは心のみかは歌のメモ詠みて葬る斜線ばかりの
6
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青き銀椀
かぜをよみてはなれつつきつうたにとりてまづはわれからまづはきみから
10
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灰色猫
長らくに耕す者もなくなりし休耕田を慰むる雨
22
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青き銀椀
さみだれの朝へつづく小降り見て霞たなびく山並みまで見し
9
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