夢士のお気に入りの歌一覧
うすべに
花便り 浮かれて春の冬桜 気恥ずかしげにうつむいて咲く
8
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灰色猫
難病の子らに寄り添う老犬は傷の深さを医師よりも知る
17
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KEN
春の野は 消え行く星を 惜しむかな 朝日に蒼の 花目覺めさせ
11
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うすべに
春の宵 人もまばらな先斗町 赤もさみしく千鳥提灯
8
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横井 信
高くなる国の境も飛行機の夜空をわたる小さなひかり
8
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只野ハル
降る雨に追われやっとこ辿り着くクラブハウスは閉じられており
6
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只野ハル
久々の出会いの後の別れ際気持ちが揺らぐさびしいのかな
5
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ななかまど
とつとつと任地の酒菜かたりおり春の雪来て友の職退く
8
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洩矢転石
出て行ったきみはピアスを置いたまままるでぼくらのピリオドのよう
13
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うすべに
京の空 長い年月身にまとう 塔によりそいゆうつづ光る
7
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恣翁
玉垣の 赤き幟を揺らがする風 日蔭すら 凍て緩ましむ
14
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横井 信
街灯のひかりを浴びて一本の桜は春の笑顔を配る
11
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KEN
もういいかい かざはな煙り まぁだだよ はるの陽射せば わらべらの影
10
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蔓葵
八重霞へだてぬものを風ゆゑにあらはれわたる四方の関の戸
10
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蔓葵
こころなき風のよそなる糸桜ほころびわたる春ぞさびしき
10
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灰色猫
春風を紡ぎあげては桃源の夢と現をやさしく結ぶ
14
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青き銀椀
月が瀬にゆらぎて映るその月の雲にも掛かりせせらぎに消ゆ
13
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ななかまど
種もみをあがないきてもまだ殘るメルトダウンの影いつまでも
9
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うすべに
さざなみに光の粒をきらめかせ 行く川の辺に咲くねこやなぎ
9
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横井 信
花を待つスズメに混じるショウビタキ旅の途中にはずむおしゃべり
10
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