へし切のお気に入りの歌一覧
滝川昌之
異国語とキャリーケースが闊歩する江ノ電に続く連絡通路
12
もっと見る
横井 信
踏み切りをゆっくり渡る耕運機五月の風が追い抜いて行く
11
もっと見る
茂作
夏ながら朗ら朗らにうぐひすの 鳴けば忘るる今日の暑さは
12
もっと見る
硝子
星の下函館山より望むまちかかやくものは灯のみにや
5
もっと見る
び わ
我が子等は元気に自由楽しんで私も元気家内に感謝
5
もっと見る
ガビー
近所にて安い総菜買い求め 旅の奢りのリセットとする
3
もっと見る
恵雪
境内に鮮やか繁る青もみじ木漏れ日眩し石山詣
10
もっと見る
半格斎
虎杖を揺らして吹くや春風に 裏白見せて踊る葉先よ
8
もっと見る
ななかまど
みどり濃き森をたどれば初夏の陽は夏を装おう照明となる
12
もっと見る
さえね
倒れたる父の日めくり三月のままめくられず五月となれり
7
もっと見る
滝川昌之
文庫本顔にのせたままうたた寝をテラスでできる素敵な季節
14
もっと見る
美生子
月明り頼りに二人歩く道あれは十五の夏祭りの夜
11
もっと見る
仔柚
いちご飴好きな私を可愛いと素直に思う貴方が好きよ
5
もっと見る
うすべに
まっすぐに水平線のくぎる空 海の青さにこころ拡げる
8
もっと見る
ソラシド
あと一回これで最後を繰り返し掴めぬアームを睨んだふたり
3
もっと見る
横井 信
水口をそっと開いて夏に来る風の涼まる五月の田んぼ
14
もっと見る
茂作
櫻もち春は行けどもかぐはしき 花のかをりを持ちて歸らん
15
もっと見る
リクシアナ
半世紀流浪の果てに帰郷すと書いて始めるエンディングノート
8
もっと見る
杜鵑草
姑はまことの露になりにけり言の葉の上に消ゆる朝露
22
もっと見る
リクシアナ
学舎に画架を並べし朋からの手紙の束の褪せぬ白さよ
11
もっと見る
[1]
<<
25
|
26
|
27
|
28
|
29
|
30
|
31
|
32
|
33
|
34
|
35
>>
[3728]