のんぼうのお気に入りの歌一覧
紫草
冬の夜月は冴えざえ照りとおり蒼く沈みて夜海のごとし
14
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あまおう
まっさらな手帳が白く寂しくて取るに足らない予定書き足す
25
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あまおう
こめかみをすっと左に撫でてみてきみの記憶をスマートに消す
20
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詠み人知らず
北国の眼鏡の曇る料理屋に 腰を下ろせば帰りは明日
15
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風橋 平
疑わず小指の爪を伸ばしいる隣につなぐ手を喚ぶ儀式
1
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あまおう
夜遅く詠んでますから起こさずにこっそり置いておきます恋歌
26
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詠み人知らず
いつもより派手な舗道の色と音 かさかさ蹴ったポプラの落ち葉
17
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もなca
赤、黄色、茶色、オレンジ織りまぜて錦絵となる晩秋の里
8
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詠み人知らず
ストレスで固まった肩を湯に沈め 揉んでほぐせば次はビールね
5
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もなca
それぞれに待つ場所のある帰り道 深まるものを抱いて歩く
13
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詠み人知らず
初対面 添付ファイルのウィルスに やられたように感染したい
15
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あまおう
透明な林檎をかじるきみの目が虚ろに閉じる退屈な毒
12
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あまおう
龍の吐く炎真白き雲海に銀の鱗の剥がれては雪
21
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あまおう
北風に吹かれて絶える縁やら数多の恋は転がり枯れ葉
9
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紫草
仰ぎ見て心を映す人のため浮雲まとい月も装う
14
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燈子
あのひとに届かぬままに過ぎ去った三度の冬を抱えた胸よ
2
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燈子
誰よりも心を寄せたひとのこと誰にも告げぬ無論君にも
10
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けたけたべたべた
片思い、ちかづけそうで、出会えない、月と地球の、こいのおはなし
3
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詠み人知らず
助手席に一本残る長い髪 そっと摘んで指を放せず
11
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あき
袖にされ傷つくことが恋をした証明になる「嫌いと云って」
8
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