まきのお気に入りの歌一覧
キタハラ
ありふれたさよならだろう ちょっとずつ愛がねじれてしまったふたり
7
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キタハラ
愛されていた日々のこと ドーナツをはんぶんこしてふたりで食べた
7
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キタハラ
絆創膏だらけの指がぶさいくであなたに触わることをためらう
7
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うにうに
不確かな夜を繋いで名前しか知らない君と重ねる積み木
22
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羽
折りたたみ傘ひとつ分の雨の香をしずかに吸ったきみのとなりで
27
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ムラサキセロリ
ほら見てあたしわるいこだからオテアライだってひとりで行ってやるのさ
9
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ムラサキセロリ
カーテンで隠しきれない事実としてたまに希望の朝が来ること
24
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詩月恵
いつの日もあなたが笑ってくれるからわたしはわたしのままでいられる
15
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ムラサキセロリ
引力のある言葉を探し撃つ、また撃つ光るものみな総て
8
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紫苑
陰陽をあざなゐて舞ふ黒色尉・白色尉のひと夜を統べる
10
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田中ましろ
来いよ ほらお前の悪いとこ全部抱きしめたまま連れて行くから
8
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ニコ
ひまわりとたんぽぽだったらひまわりのほうがライオンみたいなのにね
12
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沙羅
結局は自分が一番かわいくて逃げ出したいの憎まれるまえに
11
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沙羅
わがままで申し訳ない 人生は楽しくないと酷く不幸だ
16
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沙羅
夕闇に目隠しされた八月の波がさらったひと夏の恋
23
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ほたる
何もかも溶かした夏が沈む頃わたしに残るひと粒の種
21
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羽
黙々とレンズを磨く傷なんか忘れなさいとつぶやきながら
21
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羽
くちびるがつよがりを言うアメリカンチェリー無邪気に光らせながら
21
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龍翔
グラジオラスの花束を抱く どうぞ背後にはお気を付けあそばせ
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きりあ
吾亦紅ぽちっと臙脂の野辺の果てただひとり見送る鳥たちを
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