野々花のお気に入りの歌一覧
矢車菊
雨の匂い 思い出すほど消えてゆくあれはあなたの笑顔でしょうか
17
もっと見る
只野ハル
故知らぬ哀しみ満ちる夜の底ひとり見上げる星空滲む
14
もっと見る
詠み人知らず
損得を勘定せずに愛してる 誰もが云うが 立証できず
12
もっと見る
松本直哉
分析をしないでくださいわたくしは名づけられないひとひらの雲
7
もっと見る
本能寺
微分して積分しても出てこない 恋の定理や方程式は
17
もっと見る
矢車菊
思い出は羽根もないのに飛んできて時々ぼくをくすぐっていく
10
もっと見る
矢車菊
雨音のひと粒ずつに名をつけて鍵盤に淡く指を触れよう
7
もっと見る
雪柊
傍らの小さな寝息眺めれば感謝の言葉と涙こぼれる
14
もっと見る
雪柊
このごろは君を名前で呼ぶよりも馴染んできたよ 「ねぇ。お母さん」
14
もっと見る
雪柊
秋雨の一雨ごとに近づくは君が生まれて三度目の冬
17
もっと見る
詠み人知らず
過去問で理解していた失恋の 対策はなく また繰り返し
15
もっと見る
桐生賄
青空が「頑張れ」言ってる気がしてさ 張り切っちゃうかな 金曜の朝
11
もっと見る
舞
憎らしくカラスが鳴いてお前さえバカにするかよこの濡れ落ち葉
10
もっと見る
もり
長袖で褪せゆく思い覆うよう日焼けした肌隠しているの
11
もっと見る
朔夜
秋の陽は今際の際の憂ひ帯びえも言はれぬと厳かに消ゆ
6
もっと見る
大さん
氷砂糖 ティーカップへとひとつまみ 崩れるほどに甘くなってく
9
もっと見る
千映
鰤大根部屋のあちこち漂った匂いに三人笑顔が揃う
9
もっと見る
へし切
見はるかす武蔵野の原雲きへてはるか彼方に白き富士山
22
もっと見る
朔夜
ランダムにコトバ並べて組み替えて秋の夜長の愉しい遊び
4
もっと見る
コーヤ
秋麗 伊勢海老 鮑 海の幸華やか食す 初島の夜
11
もっと見る
[1]
<<
294
|
295
|
296
|
297
|
298
|
299
|
300
|
301
|
302
|
303
|
304
>>
[328]