野々花のお気に入りの歌一覧
亜貴
瞬きをしている間に違う空 月のあかりと風の気まぐれ
10
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只野ハル
名月を遮る雲のない夜は放射冷却未明の目覚め
10
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只野ハル
過去をまたあれこれ思い煩えば秋の夜長の尚更長く
19
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矢車菊
顔のないうたびとたちの心へと千の言の葉しずかに積もれ
22
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コーヤ
夕映えに光り輝き吹く風にすすき手を振りサヨナラしてる
18
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雪柊
愛しくて 娘を笑顔で見詰めやる笑顔返され 尚愛しくて
16
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本能寺
リア充と うらやましがるあなたには 心の穴は見えぬようだね
15
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雪柊
起き抜けに 布団かぶらず大の字の娘に布団をそっと掛けやる
15
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詠み人知らず
乗り換えのホームに夜ごと現れる 鋭角の月 宇宙に貼りつく
21
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林林
谷の流れに散り浮く紅葉になりたくて心静かに深呼吸する
16
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水無月
秋晴れに少しめかして出かけては若き師の弾くギターに華やぐ
8
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林林
明日撮る証明写真の一瞬のために眉間のしわをのばして
15
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へし切
いたずらな風が梢を吹きぬけて色づく紅葉に恋をするかな
21
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河のほとり
飛ぶ鳥のゆくへも知らぬ野の果てに空しづかなる秋の夕暮れ
19
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うめ
ありふれた夢のかけらをポケットに次の旅へのお守りにする
14
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コーヤ
野道にてススキが揺れるその陰で野菊の花の笑み見え隠れ
16
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大さん
溶けてゆく最初の雪の一片がこぼれぬように空を見上げた
15
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舞
秋に咲く花は淋しげ夕暮れの風に揺れるも泣くやと見えて
15
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桐生賄
冬が来る 君らは眠りに就く頃か か細い虫の声 聞き納め
14
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桐生賄
木枯しが 落ち葉引き連れ窓叩く もう時期 冬がやって来るぞと
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