詠伝のお気に入りの歌一覧
楯アキオ
恋のうた うまく聞けない時期があり 今も片足だけは抜けない
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結美
張りつめる白いこめかみつめたくてお粉のパフさえほの温かい
1
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南美帆
遠足のリュックずっしり集めたのどんぐり埋めてトトロ呼ぶのと
1
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午
きみのことこいするひとがなんにんいてもきみの孤独を抱きしめられない
2
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幌深歩露
顔が少し離れた時に見せる 細められた目が一等好きよ
4
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詠み人知らず
古臭い女と言われても私は恋に一々一途に本気
2
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ゆうくん
雨降れば 鳴る柿の鐘 止むまでは ふたり一樹の カテドラルにて
1
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ゆうくん
カシオペア 開く星座の 羽根にのり 翔びたき心 北の海へと
2
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岡 恵里
久しぶり! わ、久しぶり。 ぬるい笑み浮かべて歳をとったふりして
3
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住川幸
天板に流した生地の泡沫が星図に見える秋雨の日々
7
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住川幸
野分前 羽がないこそ飛ぶ意味があると信じて断崖に立つ
3
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詠み人知らず
細々と砂漠に水を撒くような 果てなき徒労に思えし夫婦
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赤石仙人
年頃の妹の下着を默々とたたむ兄こそ何を想はむ
4
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ゆうくん
そらがいま 香る野菊の王冠を 雪の姿で 贈るあなたへ
1
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テトドン
我見たり君が首筋赤き痣夏虫に問ふ吸ひたるや否や
2
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詠み人知らず
落ちよ空 今日も夢見る乙女らの肥え太らせたきれいごと乗せ
1
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hitomiy
雨粒が 跳ね踊っている楽しげに ズボンのすそは静かに沈む
4
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紫苑
うすく血のにじむ気配をなかぞらに黙せばいまだ傷つかぬあさ
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田中ましろ
磨いたら輝くだろう原石を君にゆだねてしまいたかった
4
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田中ましろ
雨音をたまにあなたと間違える家族を辞めて五年経つのに
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