滝川昌之のお気に入りの歌一覧
藍子
何処でもスマホに視線落としてる子ども学生果ては大人も
10
もっと見る
吉野 鮎
みどり濃き千年楠の葉擦れの音春陽を反す綺羅を纏ひて
9
もっと見る
吉野 鮎
門入れぬ亡父の悲しみ癒えぬ知る千年の楠枝強く搖る
7
もっと見る
西村 由佳里
あたたかな日ざし青く広い空自由という名の春の入口
12
もっと見る
吉野 鮎
亡き父母の更地となりし屋敷地に一樹殘れる千年の楠
18
もっと見る
吉野 鮎
藍藏の幾棟ありし同胞の沒落の跡に建つ介護施設
9
もっと見る
九條千鶴
もしかして猫のお腹には幸せがつまっているかもと撫でてみる
9
もっと見る
九條千鶴
軒先を歩いてわたる三毛猫の姿追いつつ微睡むお昼
9
もっと見る
絮谷新
春の陽に風の通へば陽炎の立ちては搖るぐはるけき荒地
22
もっと見る
秋日好
キラキラの中身が抜けてしまわぬよう等身大の尻尾がいいな
18
もっと見る
秋日好
気に入った時の笑顔だ スーパーのジーンズ試して見せに来た君
23
もっと見る
キュン太郎
トロッコが トンネル抜けて連れて行く 眩しい海に目をつぶれる幸せへ
9
もっと見る
キュン太郎
エビスビールの音楽がなんとなく 聴こえてきたし恵比寿で呑もうかな
5
もっと見る
詠伝
キラめくため人は使うの?「愛」だとか「反核」だとかの強い言葉を
12
もっと見る
秋日好
カラヤンの田園速度に慣らされてバーンスタインさえも遅くて
18
もっと見る
inosann
竹細工とんぼのように風に乗る口ばし一点ささえとしながら
21
もっと見る
もなこもち
遅刻してでも近寄って見る価値がある路傍の梅はいま花ざかり
12
もっと見る
舞
如月の雨に濡れ立つ吾もまた宿問うひとや江口君堂
12
もっと見る
むね
滿ちし月 凛と佇む 寒の空 雲に消されて その明を知る
13
もっと見る
澄舟
旨口の酒を注げば盃の歪みに満ちる如月晦日
17
もっと見る
[1]
<<
2900
|
2901
|
2902
|
2903
|
2904
|
2905
|
2906
|
2907
|
2908
|
2909
|
2910
>>
[2952]