滝川昌之のお気に入りの歌一覧
恣翁
ませ餓鬼の手の 懐に戯れて 夜寒一入 乳嘴尖りぬ
13
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うさぎ
世界中悲しみ涙分かち合う だから海はしょっぱいんだよ
14
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へし切
早春の庭をめぐれば 黄金色 先立ち咲きぬまんさくの花
24
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梔子
赤色に染まる君の頬っぺたは夕日のせいか僕のせいか
9
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絮谷新
靄覆ひし岸の向ふに虹懸けて水鶏の告げる暁降ち
20
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虹と星
未明よりふられ続けたふり仮名も朝には消えてお前が読めん
8
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片井俊二
耳元へ君の微かなささやきに冬の夜空の星も瞬く
7
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月虹
見上げれば半身の月が横たわる今の僕には君が足りない
129
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夢士
下草を指でかき分け蕗の薹春は足元小さき緑
26
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コーヤ
お春日に 温もり感じ 木々目覚め 花芽膨らむ 春はそこまで
21
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矢車菊
消えていった花火を空にさがすように見上げることは思い出すこと
31
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うさぎ
無意味かもしれないけれど ヘアメイク香水ネイル 全部君のため
13
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コーヤ
枯れ色の間に蒲公英の笑みが見え春の訪れ告げてるようで
21
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矢車菊
スイミーになれないぼくもきみもまた赤いからだのきょうだいなんだ
18
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矢車菊
ゆでたまごで作る黄色いチューリップあなたの今日に花を一輪
25
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果禾緒
軽やかに走り来る子の足音のそのリズムで春が来ればいい
10
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伏間かづき
インフルになればなったで別に良くマスクしたくてマスクしている
4
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洩矢転石
気付くわけないよな実はきみ宛のメールが短歌になっていること
18
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雪牡丹
誰からも遠ざかりゆく帰り道 お月さまだけカスタード味
14
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伏間かづき
陽に当てず水は滴るほどにやり「育て育て」と母は言いしも
9
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