野々花のお気に入りの歌一覧
へし切
妻は逝き子らも巣立てばただひとり憂き世に思ひ置くこともなし
24
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洩矢転石
ららららら人間なんてららららら人間なんて人間なんて
2
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洩矢転石
ぼくらでもぼくの知らない誰かでも持て余してる真昼間の月
5
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リンダ
去勢後のエリザベスカラーせし飼い猫はたてがみ広げたライオンとなる
7
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雪柊
血が滲む膝に唾ぬり夕焼けの向こうで手を振る友を追いかけ
10
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雪柊
五十円 祖父に貰って走り行くいつもの駄菓子屋 今日は豪遊
10
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雪柊
ベーゴマにヤスリをかけて芯を出す背中に響く 「宿題やったの?」
15
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雪柊
ペラペラのプレスハム揚げ ソースかけアツアツ食べるが真のハムカツ
11
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雪柊
お母さん 今日はメンチを買ってよと目で訴求しも 今日もコロッケ
11
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桐生賄
長閑かな 息子待つ間に 散策を いろは紅葉が 風に揺らめく
13
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桐生賄
ポツポツと 雨の雫が 窓叩く 移ろいやすい 秋の天気よ
11
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本能寺
おぼろ月 東の空に浮かびおり 今宵はきみも一人なんだね
20
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大さん
結末が変わらないかと何回も読み返してる恋愛小説
19
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シュンイチ
はじまったばかりの日々に ぼくたちは制帽を捨て旅人になる
8
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美津村
ひと村を配り終りて次ぎへゆく月光明るき彼岸花の土手
8
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千映
照り焼きの鰤の切り身の大きくて今夜は母と半分こする
13
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和草
大切に仕舞いすぎて忘れたの 名前も住所もつながりさえも
14
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詠み人知らず
もう二度と着ない丸襟ブラウスの夏が過ぎてくさよなら九月
5
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矢車菊
ぼくよりもぼくを支える人のほうがもっと大変なんだと、思う
12
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矢車菊
ありがとうを伝えるときはさよならを伝えるときより素直な気持ち
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