炭酸水のお気に入りの歌一覧
恣翁
人魚食み 八百歳経れど 眉目の良き白比丘尼やは 幸ひなりけむ
18
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舞
北新地お初天神さむしろに待つ橋姫のうそやまことや
12
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千映
玄関の落ち葉一掃き朝一の吾の仕事にエンジン掛かる
11
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藍子
柔らかな秋の陽射しを浴びながらうとうとこっくり静かな時間
9
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沙久
あんだどご すったげ好きだや んだどもよ「とぎ人」だからしゃなんとせばいべ
20
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林林
雪渡り四郎とかん子と子狐の本を読む日に北国は雪
28
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ゆりこ
丁寧に折りたたみ傘をたたむそのほんのすこしの優しさでいい
12
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月虹
小雨降る街の並木も色付いてひと雨ごとにと人々の云う
81
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車男
パソコンに野草図鑑のソフト入れ還暦過ぎて九蓋草知る
9
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灰色猫
やるせない話ばかりの世の中で派手にいこうぜ暗くはないさ
20
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鈴木たとえば
夢に来て菜のはな摘めばさびしさを肩代わりする汝の靴の白
10
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鈴木たとえば
死ののちも耳朶やはし花冷えに花しんしんと舞ひつづけたり
6
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只野ハル
階上の小部屋の窓より流れ来るノイズ交じりのシャンソンを聴く
19
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ゐわむら
ひとりで吸うタバコ、ひとりで食うパピコ、ひとりで生きると強がるオトコ
11
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リクシアナ
越冬菜テントに白く積み上がり去年のあかぎれ乾風しむる
25
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へし切
風の音のあとなき空をたづねわび野辺の尾花の穂は揺れやまず
30
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舞
音無くに降る秋雨に色果てて落ついち葉を踏みてひと行く
13
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ゆりこ
ブルボンのお菓子が好きと言っただけルマンドだとは言ってないはず
12
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林林
運動会親子で広げるお弁当私の箸を入れ忘れてた
24
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巴里笛
大丈夫 私もちょうど 今来たところ 嘯く君の 吐く息は白
6
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