へし切のお気に入りの歌一覧
月虹
季節分く豆を放れば冬鳥の旅の支度が遠くはじまる
27
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月虹
抱きしめてしまいたくなる冬空の伊吹下ろしを言い訳にして
73
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悠々
妻笑みて 椀にくちあく、はまぐりを さしだす膳に春たちにけり
18
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詠み人知らず
弱虫に弱虫といっていいじゃない 十中八九弱虫だから
9
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すばる
受け取ってもらえぬだろうプレゼント 真面目に選ぶフランフラン
11
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詠み人知らず
人の目を気にして戸惑う愚かさよそれゆえ幸を逃すや知れず
12
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桜園
節分祭賑わうお寺の壇上から豆がまかれる楽しみのとき
16
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詠み人知らず
かの人の「優しさ」「希望」という言葉 もうそれだけで何も言えない
11
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詠み人知らず
悪夢去り繰り返しまたやってくる 逃れられない自己破壊の輪
10
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紹益
会いたくも ない人たちと 出会うのに なぜに逢えない 逢いたい君に
19
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只野ハル
節分に恵方巻きなく豆のなくいつもと同じ夕食を摂る
12
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只野ハル
新聞スマホテレビとニュースはしごする父との一日は長く
7
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亜貴
ビードロも瓦も泡立つ灼熱を人が作って、人が落とした。
5
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亜貴
祈念像 手を伸ばす先にある命 どれもおんなじ重さを持ってる
6
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村上 喬
彼の人の残せしフォトの幼子は笑みを浮かべて寂しげである
21
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夢士
利を説きていずれの道を選らばむと若き心を諌め諭さむ
19
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紫苑
いのちひとつ、消ぬるあしたに。あかときの、ふたたびともる星明かり見つ
12
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ふきのとう
はらはらとまつ毛にかかる淡雪のかろき冷たさに空をみあげる
19
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風花
今日誰にも注げなかった愛情を 全て浴びせた猫目を細む
10
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風花
許すのが唯一つながる術だった 母と切れてた縁もう一度
10
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