野々花のお気に入りの歌一覧
桐生賄
亡き後は 散骨、宇宙でされたいの 叶わぬ夢と分かっているが
13
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千映
南天の枝木焚火に不向きとは平成生まれはきっと知らない
13
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夏恋
直前の絶不調を抑えたはふいに唱えた般若心経
11
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柏木 月
ざわざわと心がうねり鳴つてゐる萠ゆる心が張り裂けぬかと
5
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詠み人知らず
寒さとは刈田に残る水のこと 里に小雨が 降り続くこと
15
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大さん
一瞬の虹を切り取り送ろうとカメラ取り出す 君 もういない
23
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千映
今までは女の道を平凡にこれから先も幸せ射貫く
11
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河のほとり
この頃のあやしきまでに寂しきはうべ紅葉する秋の深さか
13
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あふひ*・○・*
山盛りの富有柿抱え遥々と電車に揺られ友が顔出す
10
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あふひ*・○・*
鴨川で猫がそれぞれ毛づくろい出会い求めて朝のお散歩
14
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恣翁
人気なき厨の 黒き梁を 射す白き日に 安らひ喫茶す
15
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コーヤ
山中湖夕日が沈む富士山頂ダイヤモンドが光り輝き
14
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只野ハル
病院に両親残し薬局へふたりでいるから少し待てるね
15
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へし切
老い枯れて身は浮き草の風まかせ憂き世の川に迷ひただよふ
25
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桐生賄
喧嘩して 無言で眠った 子の寝顔 少し後悔 明日は笑顔で
20
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片井俊二
秋風がひと葉ひと葉を訪れて日々変えてゆく点描の街
10
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へし切
恋恋ひて忍び忍びて恋ひ死なん終にもらさぬ己が思ひは
24
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千映
水道の水も骨までしみるよな冷たさお湯に替えて主婦する
14
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詠み人知らず
缶入りのネクターみたいな関係に喉が乾いてうたもよめない
7
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夢士
くるくると冬の陽を浴び落ち葉舞ふ一人ベンチに風と語らむ
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