平 美盛のお気に入りの歌一覧
聴雨
さざ波に月影落ちて夜の海とほき小舟と呼び応へゐて
12
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芳立
いまそこに生けるはたれぞほかになきおのれたづぬとうたふ若人
15
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市川ありさ
黒真珠ひとみに隠し恋人の腕に絡まる夏蔦を断つ
5
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澤木淳枝
山寺の 門に苔むす 葉桜の 並木に響く 蝉時雨かな
14
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光源氏
磯づたふ千鳥の姿 今はなき能襃野の里は雨に濡れゆく
16
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光源氏
時は過ぎ雲居にむかふものなれど殘す袂の露をみむかな
19
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詠み人知らず
千鳥舞う千代崎の海まぶしけれ波のまにまに千鳥きらめきつ
18
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光源氏
朝ぼらけ君が姿を追ひもとめ夢とうつつをさ迷ふばかり
17
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光源氏
つらかりし夕暮みやる籠の鳥いづれ旅立つ時を思へば
17
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たんぽぽすずめ。
こんなにも帽子が役に立つ時があると思えず深々かぶる
13
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悠々
喪いし腸三寸を悼む夏わが片割れの行方さだめず
34
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三沢左右
竜の巣に隠らふ城に歩み来しひたぶる苔の生すかの兵よ
28
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三沢左右
伊達男 雲に涙を隠したり「カッコイイとは、こういうことさ。」
22
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恣翁
殘りたる 袂は分かち それぞれの 定めに蹤きて 全うすべし
26
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薫智
灼熱の暑さの中で走ってる自己の限界拡げる為に
15
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聴雨
いと白き陽に目は眩み木下闇一陣の風憩ふ午後の日
19
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トーヤ
棄てました半分だけど過去のもの残り半分それでも重い
9
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龍翔
少しだけ見たい気もする。四度目の仏の顔はどんなだろうか。
7
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浅草大将
風わたり橋に乱るる蛍火の燃ゆる想ひもいつか冷めつつ
19
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リンダ
部屋を出て新聞配達始めたと大人の口調の二十一歳
14
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