Proverbeのお気に入りの歌一覧
ななかまど
話すこと聞くこともなき昼下がり顔なでるネコ妻と見ており
10
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名鈴
本の持つ 奇しき力 人を呼び 人を留めて をさをさ寝さず
11
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Aquarius
閑居して不善を為した成れの果てそれにつけても暇はおそろし
5
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茂作
鳥見山の靈畤の 朝靄に 朗と響けり祝の詞事
16
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朝比奈
山里の秋の夕暮れ訪ぬれば細き時雨に木の葉散りける
15
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ひげじぃ
立ち並ぶピザ屋の幟はためきて色なき風の絨毯となり
11
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び わ
十月は妻誕生の記念月共に手を取り夫婦の旅路
10
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仔柚
「貴方だけ」なんて言わない お互い子どもでないし一人でもないし
7
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ひげじぃ
積日の労苦を分かちし秋の夜は静謐な膳ふたり向かいて
12
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灰色猫
仕事より趣味のが戦いなんですよ楽しく生きる戦いっす
5
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横井 信
朝起きてお疲れさんと黙り込む雨の予報の秋の週末
13
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滝川昌之
空港の到着ロビーはほっこりと再会たちがハグを咲かせる
13
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ななかまど
秋の陽を惜しむかのよう秋桜はアンティークへと色落としゆく
9
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草木藍
澄み渡る未明の空よオリオンと大三角を見上げて歩く
15
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灰色猫
幸せの色がこぼれる花道を歩き終えたら許しあえるね
10
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ひげじぃ
この海は夏に来た海 君と見た雨虎棲む雨の日の海
13
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恣翁
輪郭に圧さるるごとく 背を曲げて 入り日に向かふ移住者の群れ
13
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へし切
お決まりに 列をなし歩む園児らの穢れの無きこころ こそな忘れそ
11
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名鈴
古代より 届きしタイムカプセルの 開かばなほ咲く 花蓮かな
10
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灰色猫
誰よりも深き深き死を望むプレスされゆく鉄より痛き
5
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