詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
コタロー
一面に廣がる菜の花畑には蝶々も兒等も大人でさへも
5
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千映
長い冬とお別れしよう今朝の庭少し海棠ピンクの芽になる
11
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浅草大将
うつし世に人のかがみと立つ君よ磨く月日はやよも忘るな
9
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灰色猫
間違えてピクルス液に漬けてあるあなたの恋をぽりぽりかじる
19
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滝川昌之
迂回路とごまかし避けた争いを逃げだと笑う若き日のおれ
18
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浅草大将
死をえらぶしなぬを選ぶそれぞれの重荷おもへば言ふの軽しも
8
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へし切
しらじらし群れて阿るこの国で さて 君たちは どう生きますか
14
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石川順一
道で死ぬ蝉の哀れは片羽根でもう片方の羽根もぼろぼろ
11
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石川順一
風強き雨後の庭には水溜まり池かと思へど直ぐに干上がり
14
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舞
花咲くに間遠き街に降る氷雨かそけき春の香の聞こえくる
10
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恣翁
泥靴の 点々と残る黒き跡に 雪解の春を ふと嗅ぎぬらし
17
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葱りんと
もう一度 ごっこ鍋にし 食べるから 春よ数日 足踏みして来て
14
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秋日好
梅桃の後には桜たたなづくミヤマキリシマ目標にして
12
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秋日好
うたのわのアイコンたちは花粉症どこ吹く風で雅に吟詠
11
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秋日好
芸備線進みゆくのは美しき彬という字の功罪の中
11
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詠み人知らず
四月から 復学します この場所で 勇気をもらって力をもらって
9
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ななかまど
春はくる冬の強さと弱さとを測るごとくに土筆芽をふく
9
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しろいたろしん
刺さっている棘の痛み 棘を抜くときの痛み 抜いたあとのあな
4
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詠み人知らず
繋がりの薄くなりてか 弔ひも人頼らずて家で送りけり
9
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詠み人知らず
男でも泣く時は泣け 悲しみを押し殺したらストレス増大
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