KENのお気に入りの歌一覧
横井 信
冬鳥の高なく声のにぎやかな秋の神社でどんぐり拾う
12
もっと見る
舞
小春日のまほろばの国 子二人に母歌いゆく「ドラえもん」の歌
9
もっと見る
敦希
頬染めた囁く詞と冬茜 指絡め伝う君の温もり
8
もっと見る
ななかまど
初雪を手のひらに受けかの夏の暑き記憶もたたんで仕舞う
13
もっと見る
舞
母の手にも余る小さ子手を引いて片手傘さす我の背は濡れ
9
もっと見る
滝川昌之
レトロ感ある雑居ビルに棲みついた野良猫たちがまだ見る昭和
16
もっと見る
横井 信
降って止むひと雨毎に寒くなる雲の隙間に浮かぶ三日月
11
もっと見る
うすべに
北風に薄まる夕焼け冬の色 鍋がこいしい白菜切る音
11
もっと見る
舞
令和 秋 みふくし持ちて 菜摘つむ子も 時節装い 誇るその脚
7
もっと見る
うすべに
暑かった夏に疲れて風の樹の 色づきもせず枯れて散りゆく
11
もっと見る
敦希
宵過ぎて濡羽の川面に映ゆ燈 色滲むさまは貫けぬ標
5
もっと見る
恣翁
重たげな空より 降りみ降らずみの泡雪 やがて根雪とならむ
12
もっと見る
ななかまど
風無くも次から次に絶え間なし葉として生るる旅の終わりぬ
14
もっと見る
杜鵑草
ふたたびはあひ越ゆまじき明石の門えやは忘るる彼の夕暮を
8
もっと見る
へし切
夕暮れは秋こそことに侘びしけれ天つ空なる君を恋ひつつ
11
もっと見る
滝川昌之
「みさえ」って呼ぶのはオラとひろしだけひまわりはまだ「アイアイ」と呼ぶ
14
もっと見る
うすべに
風さわぐ からくれないの池の面にみほとけの手の指をみつめる
12
もっと見る
横井 信
マンションの狭い花壇の足元にひと足早く白い山茶花
15
もっと見る
舞
爆発すカンブリア紀の生命の海思わせる秋の豊穣
11
もっと見る
ななかまど
白鳥の降りたつ姿にその旅のつらきを思う翼癒せよ
17
もっと見る
[1]
<<
23
|
24
|
25
|
26
|
27
|
28
|
29
|
30
|
31
|
32
|
33
>>
[598]