コタローのお気に入りの歌一覧
松本直哉
生まれざりしひとつのいのち想ひつつなまたまご割る音のかそけき
9
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松本直哉
いちはつの花咲きいでてたらちねの母の忌日のしづかなる午後
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うすべに
暮れる春 雨に褪せゆく花むしろ 寝起きの蟻がゆっくり横切る
12
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うすべに
宴過ぎ 忘れた頃の山桜 花散る夜に待つほととぎす
10
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うすべに
崖のぼり見守る少女 少年の伸ばす手の先すみれが揺れる
17
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うすべに
あこがれたうす紫の髪かざり 藤咲くころの淡い思いと
13
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うすべに
野の花にやさしく触れて名を告げた 頬をはさんだ同じしぐさで
14
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朔夜
気を抜けばサボる脳味噌叱りつけ報・連・相のグループライン
4
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朔夜
新年は去年と今年の通過点晴れの日であり褻の日でもあり
4
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朔夜
久々に家族全員集まりておせち数の子故郷の雑煮
6
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朔夜
マイページ開きかつがつ五七五寢床の傑作朝には忘る
7
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朔夜
透けている不織布マスク一枚の防御で向かう満員電車
12
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夕夏
いのちかけかんせんするもはやいものかちはあるのかけいざいれーす
4
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あおば
背後より夕闇せまる晩春の平野に風の立ちてつめたし
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横井 信
慣れてきたひとりぼっちの在宅の小さな窓の外には夕陽
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灰色猫
愛よりもきれいなものがこの星に進化史上にあってたまるか
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灰色猫
種を待つ春の畑を耕さば五体を巡る土の香りぞ
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舞
ささやかな神話ひとつを聞くごとく花の名ひとつ教えられたり
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夕夏
まねーげーむにうつつをぬかしみらいみずろうどうしゃなくしょくもなし
7
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夕夏
ぱんでみっくよりぱにっくおそれしかかんせんしゃすうとうけいじょがい
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