絮谷新のお気に入りの歌一覧
松井一馬
出勤を諦め白昼堂々と公園のベンチでサンドイッチ
6
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新座の迷い人
訪なえば 嬉し顔にて 歓待し ビールもち来て コップ差し出す
14
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新座の迷い人
スーパーで 可憐な水仙 求め来て 鉢に移して 妻に見せたや
20
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詠み人知らず
さういへば電話の聲に驚くや なんて優しくなんてイケメン
7
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まあさ
テノールの 声逞しく 数え年 十五の少年 立志の誓い
19
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舞
風ある日雨の日も立つ半世紀明日を望みて太陽の塔
16
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詠み人知らず
思夫 乙女心を詠う人 青き野の花 心に咲けり
15
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石川順一
改耕碑祖父の名前を発見し歩いて帰る梅も綻ぶ
17
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藤久崇
波迫めて 母を振り捨て 延びし身の ややむ上こそ 君は聞きけれ
17
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コーヤ
昼下り甘いスイーツ食べながら語る言葉に春の花咲く
20
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コーヤ
目映くて目覚めて伸びた土筆の子微笑む花と春を満喫
20
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沙久
「最後まで解ききろうぜ!」と相対す答案用紙に想いを込める
11
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沙久
仕事する僕の手は多分名を知らぬ君と繋がり世界が回る
25
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九條千鶴
はねおどるあなたの声が聞きたくて星の名前を何度もきいた
9
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九條千鶴
さよならと手をふる僕の顔を見てまたねと笑う君が好きだった
9
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吉野 鮎
漕がれゆく舟のゆらぎに身をまかせ滿ちくる潮の微睡みの中
10
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吉野 鮎
舞ひ上がり重なりあひて墮ちる闇肌滑りゆく笛の忍び音
8
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夢士
毎日の出来事捉えそれとなく気づきのレポートさらりと流す
19
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吉野 鮎
沒る陽の殘す一條朱の帶解かれ無月の星のさざめき
12
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夢士
バブル期を共に走りし上司部下時へ経て続く語らひの時
18
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