ほたるのお気に入りの歌一覧
まるたまる
泡ぶくを一つプカリと吐き出した水槽のなか空より青い
7
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芳立
風花になにを語るか君の名を呼ぶためだけにあつたわが声
14
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芳立
光にはいのちあるべしぬばたまの夜道にひとつ人のいとなみ
18
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聴雨
空っ風はこべよ運べ六つの花淡き想いに似た風花よ
9
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新田瑛
ドはどうせ僕なんてのド レは恋愛相手としてはありえないのレ
34
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新田瑛
独りぼっちになってしまった それはそれはたくさんの花抱えたままで
12
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半格斎
いざゆかむ仕事始めの朝なれば氣合を入れて髭を剃るなり
23
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薫智
「浄化して」僕の心のもやもやを埋もれる程に降りゆく雪よ
12
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まるたまる
あなたには本当のこと言えなくて助けて助けて息を吐くだけ
15
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詠み人知らず
思い出の鮮度大事にしたいから開かずにいる卒業アルバム
5
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紫苑
逢魔が時こころ騷ぎをうつすごと白壁につたの葉かげ踊りぬ
16
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恣翁
尊大なくせに卑屈で 臆病な 肥大した君の 自己愛を撲つ
29
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羽
風になる見送るときは寂しくて肩のあたりをついてゆきたい
19
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芳立
はにかめる君まどかなりあら玉の年のはじめに二キロふえぬと
11
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宮岡絵美
飛行機のすいと一筋ひきてゆく生命線のごときひとすじ
12
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村木美月
気がつけば思いにふける朝カフェのいつもの席で「うたのわ」を読む
22
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まるたまる
新月の海底の闇に光たる真珠のようになりたし吾は
10
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栞
形にはなることのない恋だった存在証明のため詠む歌
7
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まるたまる
心臓に小さな針を刺してやるそんなにドキドキしたいのならば
10
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芳立
父のふり嗤ひたりけりわれもいまふりきて冬にすててこを欲る
12
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