詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
朝比奈
むばたまの夜の明け行けばまず声を上げる鴉のなどけたたまし
16
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ななかまど
昨宵のおもかげありて昼の月見守り神のごとくひそけし
13
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へし切
命にもまさりて惜しくある君に逢ふはかなはぬ秋彼岸かな
16
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名鈴
百足らず 八十も待ちなむ 来る季を 先づは今宵の 小望月から
14
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音弥
教室の全てにワイファイ完備さるギガスクールは画期的かな
11
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名鈴
わたつみの 龍の妙なる 饗設け 返さひ申すは 日の本に一人
10
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片井俊二
秋空に浮かんだ雲を見上げてはルネ・マグリットのハトが羽ばたく
8
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名鈴
狩り暮らす 手足りは道の 見えずとも 必ず家に 帰るとぞ聞く
10
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名鈴
狩人は 黄葉づる桂に 仮寝かは 袖より甘ゆる 香り匂へり
9
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茂作
相對性動く歩道を歩く人 ホンノ少しの長生きをする
14
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葛城
ご先祖に恭しくも供へたる御萩に柚子の香ぞかをりたり
12
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桃山
陽を受けてここぞとばかり開くなりハナスベリヒユ色とりどりに
8
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坩堝
秋の床虫の音耳に心地良し風流気取る言無く寂し
7
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ながさき
名月の 清かなひかり やはらかに 慈悲の情けで 野山をつつむ
17
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へし切
吾は老い 生きる縁の子と孫の 元気にあれば ただ それで良い
15
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茂作
長等山麓に眠る大王は 亂に破れ名さへ知らえず
14
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朝比奈
夜通しの雨は降るとも有馬山いで湯の室は温く靜もる
23
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葛城
研ぎ澄ます刃の醸す冷たさに秋水を当つ頃に至れり
12
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橘
運命の出会いを果たす人と人一体何組あるかこの世で
9
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ななかまど
前線と思える黒き雲さりて冷えたる清し長月の朝
14
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