藤久崇のお気に入りの歌一覧
灰色猫
優しさの加減うまく分からずに傷つけあってばかりの僕ら
24
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灰色猫
ご先祖を乗せては駆ける精霊馬いつか乗りたし茄子と胡瓜や
25
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舞
見るたびにいざ歩まんと思わせる朝日のありてまた今日を生く
20
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野々花
罪深き男性の優しさ抱き締めて歩く道のり重き足あと
16
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千映
永年に積み上げてきた自信さえたった一人の声で崩壊
21
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大上
木漏れ日に冴ゆる彼の葉と梅の花移る光を奪ひあふやう
9
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絮谷新
擦り切れしレコード盤の内圓に針の廻る午後の鴇色
19
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リクシアナ
花見えぬ冬の白萩思いやる君がみうたに降るはだれ雪
26
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野々花
想い出にしてしまえたらいいのにね繰り返し聴く細波の音・・・
20
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大上
新春はあるいは人の分かれ道進むも退くも無限の通り
8
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万陽
吾娘の熱案じて眠れぬ夜続けど我は母なり睡魔に負けぬ
13
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千映
間違いと思えど仕方ないこともこの世にあると知りつつ暮らす
20
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inosann
一本で脅しをかける日本海波高くして打つ手はありや
16
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桐生賄
縁側に 干した布団は お日様の 匂いがするよ 元気になれる
27
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inosann
誰しもが人生で一つ二つの重き荷背負う 吾の病気も
26
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大上
沈む日と背き空には玉響に東の闇と西の夕暮れ
10
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まあさ
今日の日を 惜しむかのように 輝いて 夕日はゆっくり 山へと沈む
27
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千映
吾に今薬や墓は欲しくない優しさという見えぬもの欲し
18
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なかしぃ卿
つり革につかまり揺れる恋心急ブレーキには躓きそうで
9
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なかしぃ卿
拝啓と書き出したれど早春の候の次書き出せぬまま
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