野々花のお気に入りの歌一覧
舞
ひと葉づつ彩り変えて落つ秋の果てて寂しき風の音かな
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ユキ
寒空にまだ見ぬ人のぬくもりを求めて歩む落葉樹の道
17
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詠み人知らず
土曜日は卵パックが108円 二手に分かれる 上手な家族
14
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ハナアルキ
あなたと唇ぶつけたとき僕は 世界のぜんぶを味わい尽くした
6
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雪柊
古の狐に想い馳せたるは卵焼き食べ酒をあぐ我
11
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コーヤ
軽やかに木の葉の踊る庭先に気高き香りの名花の咲みが
13
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卯月
立ち上がり初めて歩く人のごと死を生きる者と歩く青空
11
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詠み人知らず
達郎の流れる場末の商店街 寂れた演出 錆びたシャッター
18
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夢士
兄姉の喪中のはがき数増えむわが歳思ふ霜月の宵
16
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桐生賄
スマホにて 大好きな曲 聴きながら うたのわ参加 何て幸せ
9
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千映
法要を終えて戻りし我が家は優しくねぎらい迎えてくれる
13
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村上 喬
さよならを奇麗に言えたら素敵ねと囁く君は憂いを纏う
31
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雪柊
亡き人の法要重ね哀しみは薄皮剥ぐよう思い出となる
13
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雪柊
冬來たる 君が生まれた喜びと父が逝きたる哀しみ併せて
19
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雪柊
冬来る 君に誓った永遠に喜び哀しみ 共に分かつと
17
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洩矢転石
おもいでがぼくの脚にからまって一歩踏み出すこともできない
12
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へし切
思ひ置く情けあるこそ未練なれ君を恋ふれば静心なき
21
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千映
咳をした叔父の背中に手をやれば背骨に指のあたりし辛さ
16
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恣翁
燃えさしの燐寸の 水に消ゆる音の耳につくほど 静寂ぞ深き
21
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詠み人知らず
予想より激しい雨に叩かれて 父の形見の 傘がおののく
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