吉野 鮎のお気に入りの歌一覧
もあい
ばかだった夏を丸ごと呑み込んで木枯らし吹かす全て散るまで
6
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もあい
瑠璃越しにきっと今は君とぼくだけがいるのだ天体観測
4
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もあい
「誕生日に買って」と言うは君なのに結う髪なくして佇む簪
8
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もあい
見つめてたいけど君にばれるの怖いから瞼に隠したシャッターを押す
4
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灰色猫
どれだけの涙を越えてきたんでしょうとても気高いあなたの瞳
21
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灰色猫
グラスへと月の灯りを満たしゆく甘い香りの金色の海
17
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灰色猫
自分とは何者なのか紐解けば巡りあうべき一冊はある
18
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灰色猫
微笑んで三途の川の向こうから生き抜きましたねと褒めてください
18
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詠み人知らず
防衛の本能なれや 内臓のチキンセンサー発動するは
9
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詠み人知らず
もの悲しや 夜陰に伏すも武士の 安らぎ得ぬぞ 荒みけるかな
12
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詠み人知らず
夢の中 波に小舟で漂えば 戯れなむと 海豚添ひけり
18
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詠み人知らず
流れ逝きし命に詫ぶる風車 思ひ渡してカラカラ廻れり
18
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ラベンダー
言葉では 表現出来ぬ 魂の 鼓動を紡ぐ ショパンのワルツ
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ラベンダー
「先生」と プールサイドで 叫んでは 笑顔で手振る ブンブンと振る
17
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ラベンダー
温かい うどんにネギと 卵入れ 汁を飲み干す 晩秋の朝
24
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ラベンダー
空見上げ 陽の眩しさを 感じつつ 色染まる葉に 煌めきを見る
19
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とはと
鈴鳴きに包み脈々行間の色を紡いで秋の灯明
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舞
朝焼けの今日は良きことあるようなそんな気させる明ける青空
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林林
朝ご飯作る傍からお腹すくお野菜の皮かじりて凌ぐ
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林林
時は経ち花梨の季節となりましたはちみつに漬け喉のおくすり
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