卯月のお気に入りの歌一覧
紫苑
ゆふづつに君をおもへり野に咲ける春待草のなどて儚き
7
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佐々一竹
夕暮れに麒麟麦酒を飲みながら遥か故郷の名をつぶやきぬ
8
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久哲
いつもより自由になった翼からひろがりなさい本当の海
22
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詠み人知らず
明らかにすれば全てが終わるかのような秘密にリボンを掛ける
14
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たんぽぽすずめ。
もう一度必ず帰る場所だから空は時々海より碧い。
13
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氷吹郎女@停止中
日の射さぬ玄関前に座りこみ尻尾で四時と示す犬時計
2
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奥山敬太
勉強をしたくない日は花を買いアルジャーノンの墓を作ろう
5
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きりあ
東京の桜坂にも雪は降りあなたがわたしを思い出す朝
25
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虫武一俊
よりましな絶望に向かうだけなのにそれをあなたは希望と呼ぶの
35
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じゆん
幸せは付いてこないし大人だしハッピーセットはもう頼まない
34
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綿花
ごめんねとありがとうねをやわらかく煎じたお茶を君に差し出す
10
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海月琉珠
きみが好きなのはわたしのことじゃなく「尽くす僕」だとそろそろ気付け
3
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ゆら
自殺する 春の日差しに凍えてた体が溶け出す夢を見ながら
2
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奥山敬太
あの夏の廃工場の日陰から麦わら帽子の影が届いた
5
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たんぽぽすずめ。
ハチ公の周りで灯る微笑みを花束にして君と会います
8
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田中ましろ
思い出し笑いは自由 始発には誰かを想う人があふれる
13
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詠み人知らず
病床で聞く目覚ましはいくつめの喇叭か解かれてゆく黙示録
2
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悠々
君がくれたブラックチョコの銀紙にサヨナラを読むバレンタインディ
20
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奥山敬太
春色のアトミック・ボム盗み見るしろいひかりのあなたのせのび
10
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たんぽぽすずめ。
もしある日僕が死んでも山頂に石を積むのを辞めるな友よ
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