詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
速魚
失なってぽっかり空いた洞穴は歪んだ時の留まるところ
12
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恣翁
交差点を往き交ふ車に よろよろと 嬲らるるごと残り蝶飛ぶ
20
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水ノ衣
蒼き薔薇のごとき君に逢った時季君は只々微笑んで居り
29
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もなca
わたくしの言葉足らずのせいでしょう ひんやりとしたメールが届く
24
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詠み人知らず
自分自分自分自分と鳴いている私のことだ蝉ではなくて
9
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たんぽぽすずめ。
少しだけ雲間へのぞく星粒は嬉し涙に見える七夕
24
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南美帆
美しい蓮田横切る君が今隣にいない心惜しさよ
7
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紫草
薄明のしじまに聞こゆかなかなのあやうきところへ誘いし声か
23
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南美帆
お手製のサンドイッチに喜ばれ召し上がりませ指も一緒に
8
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舞
しばらくは降られて過ごす蝉時雨文月葉月夏の盛りを
8
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みなま
帰宅した途端に出会う10個の眼 お母さんですスイッチを押す
16
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へし切
はたらくを「為事」と書けばよく分かる人に役立つ為にしてると
25
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あまおう
星空を見上げてみても大半が 月のうさぎに なれないように
18
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石澤健
疑いが疑いを呼び覚ましては本能という枷から外す
3
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村上 喬
夏空にたなびく白いティシャツに白妙などと口ずさむ午後
18
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みん
「ものすごく暑いですね」「そうですね」話したいのはコンナコトジャナイ
6
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舞
熾消えず指に冷たき黒髪の貴女の肌を忘れかねては
5
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へし切
若き日に君が描きし紫陽花はあの日のままにいつも咲いてる
38
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紫草
裏山の栗の木の花総立ちてひりひり想う彼の人との距離
23
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灰色猫
追憶の海に溺れる君の手を掴んだ右手に愛こめる
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