もなcaのお気に入りの歌一覧
はな
もうずっとここにいたいと思うほどあなたと春の闇がやさしい
16
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風蘭
ひからびたようでいながら草の根は得た水分を逃さずふくむ
15
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風蘭
迷い猫まなこぱちくりしながらもあいた間隔縮まらぬまま
10
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詠み人知らず
守るべき人がいることの幸せと 果たすべきことの重さに惑う
19
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浅草大将
花の雨袖にしみじみ降れよかし春を惜しめば絞りやはせず
17
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ふきのとう
新郎に娘を託し腕を解く無言の父は涙こらえる
12
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白亜
風吹かば散りゆく桜ひとひらを胸に留めたし 一夜のあとの
19
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善田真琴
舞ひ降りし蝶々の如き花片の文庫閉じれば栞となりぬ
4
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横雲
花は葉になりにけるかないかがせむ散りゆく花にそめし心は
5
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あき
花びらを傷む前から散らしてる桜ってのは矜恃が高い
15
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透子
葉ばかりになりしさくらの枝々にふくら雀の宿る雨の日
7
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詠み人知らず
化粧する君を初めて見た朝と 変わらず好きだ笑うなよ君
21
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詠み人知らず
何年ぶり? 落ち葉のうえを歩いたら 柔らかいんだ優しくなれる
22
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しづく
九年も前に別れたひとに会いすこし迷って敬語になった
26
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はな
なにげない日々のしあわせ噛みしめてわたしを忘れてしまうんだろう
23
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ノリノリ
乗客の目が一斉に奪はれて車窓の桜流れゆきたり
12
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みやこうまし
土手の下連なり茂る雪やなぎ桜並木に白波寄せぬ
8
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詠み人知らず
なほざりのあらましごとより哀しきは過ぐすいのちのくらきやみかな
12
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河のほとり
散る方は風にまかする花びらを追ひてや行かむ春のつれづれ
8
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河のほとり
山風に花散り交ひてかがり火の影に仄めく闇のなか空
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