詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
夢士
鵯群れて寒緋桜の枝揺れむ春の陽ぬくし孫連れ歩く
19
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藍子
内職をしながら帰宅待っていた母の姿がまだ目の奥に
14
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藍子
雪かきをしているそばから降って来る汚れた世情浄化するよう
12
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みやこうまし
認知症誰がなるかも分からない だから私は短歌をいじる
18
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藤久崇
二千代の 秋津の国を 見そなわし 世々の心を 君は継ぐかな
18
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詠み人知らず
あんたをさ 死ぬほど好きと言いたくて それで毎日 帰宅するんだ
19
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まあさ
道の端に 揺れる菜の花 マフラーを ぐるぐる巻いた 吾見て笑う
22
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詠み人知らず
ひととおりやり終えたいま残るのはなんなんだろう自問する春
19
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灰色猫
紅色のライトを浴びる舞踏家は業を昇華す炎となれり
21
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灰色猫
幸福の切符を握り生まれきた手で綴りゆく初恋の文
21
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灰色猫
一万年前に火を焚き安らいだ瞳で君を見つめていたい
22
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吉野 鮎
舞ひ上がり重なりあひて墮ちる闇肌滑りゆく笛の忍び音
8
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芳立
つぼみだに見えねどかすむ月かげにかねて心のうちさわぐころ
12
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夢士
毎日の出来事捉えそれとなく気づきのレポートさらりと流す
19
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吉野 鮎
沒る陽の殘す一條朱の帶解かれ無月の星のさざめき
12
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夢士
バブル期を共に走りし上司部下時へ経て続く語らひの時
18
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リクシアナ
年毎に祖母は雛壇足し加え五人囃子で行商終えつ
24
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みやこうまし
妻去りて安き凪の日迎えたり 介護六年荒波の涯
24
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へし切
うつしよの吾が身は老いぬ 枯れ蘆荻 水面の月の影もうつろふ
27
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沙久
「最後まで解ききろうぜ!」と相対す答案用紙に想いを込める
11
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