藤久崇のお気に入りの歌一覧
灰色猫
我が郷は淡きみずうみ雪解けの命の巡る鮎の郷なり
28
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松本直哉
歳晩の厨に出汁の香のみちて慈姑の煮ゆるときのしづけさ
9
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舞
春一の風に朽ちゆく寒椿踏みしだかれて如月の朝
13
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ともゆき
鶴見川 ポンポン船の音すれば 仕事手休め 惚けて眺む
16
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詠み人知らず
「幸せにしているのか」と問う君の瞳にうつる吾の戸惑い
23
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九條千鶴
丁寧に書かれた手紙の便箋に滲むインクが涙のようで
11
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海音莉羽
愛されることに甘えて愛さずに愛してくれと甘えて鳴いた
8
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海音莉羽
恋心忘れたままに生きてゆく 夫に抱かるるぬるま湯の中
9
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海音莉羽
報われぬ恋に溺れた青春の引き金がまだそこに落ちてる
15
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夏恋
デルヴォーの月明かりの街も好きだからそんな錯覚味わいたいな
16
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水海はるこ
経血にはナプキンがある 傷ついた心にあてがうものは知らない
7
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詠み人知らず
店の中BGMはジャズピアノ絵になる女ひとりラーメン
11
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詠み人知らず
鮮やかなリボン付されしプレゼント 添付カードは見慣れし嘘色
15
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詠み人知らず
氣の憂ひ 君な匿めそ 友なればわりなしことも分かたるるがに
14
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詠み人知らず
子守唄 里の山にも聴こえきて 月影まとい微睡む子猿
17
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詠み人知らず
瞳とじ ただ上向いて君を待つ 灼熱の頬 早鐘の胸
14
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詠み人知らず
色恋の音色に包まれかぐや姫えらんだ相手は飾らない君
5
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Chico
ごはん持て春告げるらむ( 玉筋魚の網おろし待つ播磨灘より )
27
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灰色猫
紅葉月木々の挽歌に染まりゆくバッハは初秋の風にながれて
19
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灰色猫
ジャズバーのアイスボールに爽やかな旬という名の春の訪れ
15
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