すばるのお気に入りの歌一覧
みなま
あたくしの愛しい林檎どこやったこの恨みいつかきっとはらさん
14
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みなま
しましまのだんだらもようの水着きてころんびーぬをまもれる道化
14
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田中悟
ちょっとした悲しみのあと前を向くついでに空の色を見ている
17
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灰色猫
真っ白な実を開かせるコットンボール 一斉に雪ウサギ降ってきたよう
7
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海の月
梅雨空に湿り気帯びる黒髪に秘める思いの見え隠れする
6
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彌生
風呂上がり こっそり開ける缶ビール この一杯のために生きてる
5
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灰色猫
月面に墓が立てられる日か来るだろう そう遠い未来ではない
14
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へし切
果てのない豊かさ求め僕たちは大切なもの忘れかけてる
31
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恣翁
男に化けて 娘訪ふ河太郎を 照らす夜更けの夏の月かも
33
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みん
心配を させないために 無理にでも笑顔を作る うそつきな私
6
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詠み人知らず
そうなんだ芦屋の山手に住んでるの(腹が立つけど戦はしない
8
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詠伝
うたに添う滅多矢鱈な能書きの長さは自信のなさの表れ
14
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葉月きらら☆
子はまだか体調どうだ元気かい変わっていった父の口癖
28
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詠み人知らず
橋の上の見知らぬ人と声かはす蛍の数の去年と今年と
20
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ゆうくん
十全の 白いパラソル 雨の日は 水の音色の 傘をあなたへ
2
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てきと杉立
目の前に見える実だけをもぎ取って「秩序」語れる、幸せ者だ。
8
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あかる
ささやかな願いを乗せた笹舟を追ってあぜ道素足であゆむ
8
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三十四
十年も住んで初めて気がついた公園の前でくちなしが香る
7
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舞
アパートの窓の灯りに母や子の笑い声する夕餉の香もする
10
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詠み人知らず
花を視て美しいと思うように彼の好きな仕草を見てる
7
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