半格斎のお気に入りの歌一覧
芳立
夜半あらし残せる露にまだときと鳴きかへすなりつくつく法師
9
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芳立
声かろき烏のつばさ黒々と切りてみださぬ秋の空かな
14
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粕春大君
道の端の蓼の葉うへにおく露の白きを花のほころぶと見ゆ
30
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三沢左右
電話越し何気ないことひとことをつぶやく君の唇を思う
23
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田中ましろ
ドナドナの子牛みたいな目を乗せてバスは姑の棲む家へ発つ
17
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澤木淳枝
結婚は 愛あるだけでは 成り立たぬ 勢い・情熱・計算に 妥協
8
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平 美盛
道ゆかば 咲きたる花に 君想い 今は何処の 空の下にと
13
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うにうに
白菊の花を浮かべた杯を白黒写真の君と飲み干す
17
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笑能子
淡々と言葉を研いで横たわる切る為ではなく削ぎ落とす為
7
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たんぽぽすずめ。
きれぎれの言の葉満ちて吹く綿の風のひとつに君をおもえり
36
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日央
吾も亦 紅と言ひしは我が心 面映ゆさ隠せる顔も紅けり
10
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四季野 遊
この所昼間も夜も無きにせば蕨あたりのお茶は如何と
7
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四季野 遊
いずれにも懐刀の縁見せて決して解かぬこれぞ道なり
8
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聴雨
やはらかき声色が好きと囁かれけふを佳き日とおもふ午後二時
12
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聴雨
何事もかなぐり捨ててただ見つむ刻一刻とうつる夕景
6
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聴雨
野分去り秋深まるを待ちぬれどまだ夏の緒のながく引きたる
10
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浅草大将
ほり川に春のかたみの青柳のいともやつれし影ぞ流るる
11
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浅草大将
過ぎゆきし嵐のあとに白露を数多置くなり野辺の夕暮れ
10
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聴雨
野分立ち雨か露かと草に問ふどこ吹く風や白露の朝に
14
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ゆびきゅ
傷ついた幼き自我の避難場所 「組織」が教える嘘と従順
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