詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
藍子
亡き母が最期に見たのは父の顔私の両親添い遂げたんだ
13
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詠み人知らず
突然の眩暈におそわれくるくると回転してるスケーターとなる
18
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藍子
父の背が見るたび小さくなっていく必ず私が看取ってやるから
21
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藍子
何人の介護をしたら良いのだろう夫に父に義父義母ため息
10
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藍子
介護して皆が逝ったその後は四国のお遍路まわりをしようか
11
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河のほとり
つかの間におもかげ見えし花の香や風の行方の空にかほらむ
15
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九條千鶴
庭先にそびえ立っている大木の名前を知らず迎える弥生
8
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まあさ
やわらかな 春のひざしに 目を覚ます 小さなタンポポ 弥生ついたち
20
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石川順一
何時からか冷たい雨が降って来て午前の晴れがウソの如くに
17
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朔夜
三つ星も一つひとつと灯を消して春の星座となるにけるかな
7
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コーヤ
ポツポツと落つる氷雨に白梅は笑みもかじかみ涙がほろり
17
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コーヤ
目標のクリアの階段積み重ね花の開く日夢見て進む
15
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桐生賄
子の乗った 電車動かず 困ったと 連絡入るも 成す術のなく
15
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石川順一
フェルメールブルーの高さ贋作の事件など知るオランダ絵画
15
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秋日好
キラキラの中身が抜けてしまわぬよう等身大の尻尾がいいな
18
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もなこもち
遅刻してでも近寄って見る価値がある路傍の梅はいま花ざかり
12
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みやこうまし
枯淡とか諦観とかの老境に我は棹さす流されぬよう
20
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まあさ
お仕事も 生きゆくことも 日々精進 ゆっくりしっかり 本気で紡ぐ
22
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inosann
竹細工とんぼのように風に乗る口ばし一点ささえとしながら
21
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秋日好
カラヤンの田園速度に慣らされてバーンスタインさえも遅くて
18
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