御崎 耕のお気に入りの歌一覧
悠々
ライターと煙草はピースだ忘れるなお経と墓は並みでいいから
45
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たんぽぽすずめ。
先走る心が満ちて枯れ枝に吐息の花を咲かせてしまふ
19
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詩月恵
進むのも立ち止まるのも揺れるのもたったひとつの 好き があるから
14
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只野ハル
うたのわを去れど歌忘れぬ君うたのわも君とその歌忘れず
14
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紫苑
病廊に冬の薄日は斜に入り負ふるいのちのはかなきを知る
16
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詠み人知らず
太陽は些細なことに拘らずあまねく世界を照らすのですね
30
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羽
うつくしい森ひとつ越えてきたような今朝のあなたのひかるくるぶし
34
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浅草大将
行く道にいや高光る日の本に月の影さへ欠くることなし
21
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竹本未來
いつかこの世界も懐かしくなってベッドサイドの絵本に変わる
20
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下地杏
永遠にひっくり返す砂時計のまたひと粒が落ちて新年
21
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浅草大将
積もるなら雪に変わるな思い出よ冷たい雨のままで流れろ
21
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浅草大将
手に汲まば目も醒が井に新たまの年のいぶきの山の真清水
10
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たんぽぽすずめ。
たんぽぽの綿毛が風の五線譜に弾けて歌う (君よ根を張れ)
31
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メガネ
冬枯れの櫻の枝にやはらかく月あかり射し白き花咲く
28
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卯月
わたくしがそう呼び夫がそう呼べばこの子はその名の存在になる
24
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浅草大将
夕暮れに君を偲べば泪橋かかる想ひはかるることなく
10
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紫苑
思ひ侘び日の入るかたを眺むれば海を隔つるひとのこひしき
14
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粕春大君
風に舞ふ花ふる里の梅が枝に春まつひとの思ひ咲きける
23
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猿ノ丞狂介
年をへて人の鏡となるはずも塵のかかりて目も曇りけり
17
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詩月恵
頑な心を融かす冬の雨温もりひとつ抱きしめている
13
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