庭鳥のお気に入りの歌一覧
一
お留守番サービスの声 君よりもやさしく聞こえちゃうほどひとり
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一
はじめてを思い出すまでやめないと決めて笑ったはじめてでした
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氷魚
「とぼとぼ」がいま世界一似合う人の横ごめん、少し浮かれていて
7
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詠み人知らず
夏影の青きかなたにゆく鳥や声は清けし君のごとくに
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おおみはじめ
いまさらに「もしドラ」を読む留年せし経営学科卒業生
10
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舞
週末に華やぐ人や酔う人は陰にゴミ箱拭く人を見ず
4
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みなみぐち
そう、不意に昔の彼の口癖を思い出してはくだらないです
7
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みなみぐち
綺麗ごと言っても今日もだれか死に死体を処理するひとだっている
6
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聴雨
六月の風にいろそふ花の香に言づてのせて君にささげむ
15
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氷魚
行間を読む小賢しい気遣いはしなくていいから切るなら早く
7
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じゃこ
十歩ほど前を歩けばあなたから追いかけられる帰り道です
10
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田中ましろ
波平の毛より大事にしてあげる唯一無二の存在として
6
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北の民
ポスターと同じ角度で眺めてる桜吹雪はまた格別で
7
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薫智
君だけの指紋認証機能です触れあい開く心の扉
5
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薫智
祇園にて「と、いうわけで」とホテルありどういうわけと悩む青春
4
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狭霧
米はきれ酢きれ味噌きれ醤油きれ今し切れぬは包丁となり
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狭霧
くしけずる髪の仄かな移り香に結びし夢をまた辿りをり
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狭霧
散ると知りて別れ嘆くかほととぎす卯の花垣の陰に啼きつつ
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まつい
行列を見ると並んでしまう人が用もないのに始発に乗った
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まつい
幸せにするのはもちろん一生涯愛しますから 名前教えて
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