朝野沙耶のお気に入りの歌一覧
び わ
還暦の娘も六〇誕生日様々越えて幸せ赤ちゃん
4
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舞
立ち呑み屋 演歌ひと節 コップ酒 空けるつかの間 恋を偲ばす
8
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灰色猫
枕元に雪だけ置いてさよならって銀の狐か何かだったの?
8
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灰色猫
金色のレモンを吸えば新しくなれるし今は葉を閉じましょう
5
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灰色猫
メラニンを持たない因果とメラニンを持たない因果がわけあう苺
7
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横井 信
田園に霜降る朝の風を避け二羽の小鳥は屋根でよりそう
11
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茂作
すれ違ふ乙女の髮のキラキラと 春の氣配の柔らかな風
18
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うすべに
さとやまの藪の陽だまりしじみちょう 鳥は気づかぬルビー輝く
9
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みそ
気がつけば歩みは早く 飲み物はさらに冷たくポテトはぬるく
2
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茂作
思ひつつ寢ればやむかしに歸るなり 母の背中の綿入りの夢
12
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舞
泪より香典くれと 言ってやれ 悔いなく逝くと たとえ嘘でも
9
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茂作
言の葉はかくもむなしと思ふかな ただ慰めを送るばかりに
16
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栞
飛びはねて歓声あげる子の指の先に小さな春の訪れ
11
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みそ
白い息、融雪溝に溶ける雪。こんな気持ちも捨て溶かせたら。
4
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灰色猫
腎臓のドナーになると精神に変化はあるのかカラダトココロ
10
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秋蒔こむぎ
息白く見上げた山のお隣の月の残りに勇気をひとつ
8
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ガビー
老いという重い着ぐるみ脱ぎ捨てて 綿毛のように地上を去りたい
8
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トウジさん
あの人のトマト畑も時の運もう味わえぬ次世代なれば
9
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トウジさん
黍魚子に酢醤油からめいただけばせめて春らし今夜の肴
7
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へし切
あぁ今日もひとりぼっちか 寂しいと それが何時しか吾の口癖に
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