半格斎のお気に入りの歌一覧
庭鳥
頭からがぶり噛み付きはたはたを飲み下してく新橋の夜
7
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リンゴ
雨風に負けずに凛と立つ花よ息絶えるまで 誰想ひ咲く
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四季野 遊
泡沫の夢よ波間にほと消えて巡る館山秋の風吹く
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トーヤ
降る雨が屋根打つ音を響かせるゆっくり刻む鼓動と重ね
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聴雨
桜木のこもとに落つる黄葉の降り積むごとに秋深まれり
15
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しずく☆・.…。
凌ぎ難き晩夏を野分が連れ去りて天高き空秋の涼風
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庭鳥
ワレモコウ彩花率いて秋告げのパレード進む(生花店にて)
7
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詠み人知らず
雨の音風の涼しさ感じつつ歌をつくりしその喜びよ
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聴雨
やうやくに秋と呼びうる日は来り雨のにほひに親しむゆふべ
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浅草大将
秋浅くもみぢの時も知らぬまま色をかへでの落葉ひと枚
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ふきのとう
老婦人座席譲れば母に似て声かけたくも見知らぬ人に
13
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ふきのとう
ひんやりと冷気胸に吸い込めば我生かされしと感謝する朝
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山桃
村雨に秋は来にけり蝉の声しづく石へと消えにけるかも
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芳立
踏切の錆も朽ちつつ虫の音の絶えぬ夕べに揺るるコスモス
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芳立
あらかねの地にしげれることの葉をふみわけ出でむうたのあるかは
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澤木淳枝
先生と 生徒の関係 終わったら 飲みにいきたい 素敵な人たち
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詠み人知らず
にらの花小花いっぱいひらかせてきらめく光のように立っている
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詠み人知らず
ラジオから秋の情報、聞える。変わりゆく空を電波が伝播す。
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笑能子
迷う道獣道でも道は道自分が選んだ爪先なれば
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falcon
鈴懸をすぎて乙女の髮に吹く風の涼しき木洩れ陽の路
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