横井 信のお気に入りの歌一覧
仙人の弟子
涼風にゆらりゆらりと舟浮かべ和琴の調べ夜は更けゆく
7
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松本直哉
半身をぬらしてきみの差し掛くる傘にはいれば世界はふたり
4
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かを3
アルバムを捲る如くに来し方を短歌に紡ぐ旅懐かしき
6
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うすべに
にがうりの花にみつばち夏の風 雌花まだかと瞳をこらす
7
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滝川昌之
ピーカンとなる 梅雨晴れ間 西窓に やっと這い出す ゴーヤの葉影
12
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ななかまど
思い出は西日浴びれば帰りゆく下町千住の古きアパート
15
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痴光山
緩みなき和装の乙女のごと楚々と明日を思案の夕のあさがほ
4
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へし切
神宿る出雲の社の 真菰草 かつ見る人の恋の結びに
11
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桜田 武
年降るにストック頼りの朝散歩だが初夏の香りに意気軒高
7
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なりあきら
この道は いつか来た道 知らぬ道 何処だか知らぬ 夢の道かな
5
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舞
爺婆が杖のあいた手お互いに支えあいつつ恋人繋ぎ
6
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び わ
最近は何をするにも慎重に幸せ第一周りの人が
5
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茂作
火之御子の社に生ふる山櫻 法師と童らの話し傳へる
13
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小春空
歌詠める座をつくりあぐ力のを紡げる人のたゆまぬ努力
3
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睡密堂
父の日を祝う偶然買って来たケーキとコーヒーそれから線香
5
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詠み人知らず
父の日に割引された惣菜で母娘が済ます二人の夕食
8
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ななかまど
原発の千トン千基の処理水のタンク見上げて一匹の蟻
11
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うすべに
ねぐらから潮のにおいをなつかしむ 海なき国のつばめのおしゃべり
9
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千草
逝きし日に庭の紫陽花一斉に赤く染まりて我を励ます
9
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滝川昌之
せっかくの集めた花粉落としつつマルハナバチは次の花へと
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