詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
秋日好
びっしりとついた椿の蕾先恥じらい色のそのままであれ
30
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秋日好
丑の刻ものぐるほしき心根を言葉にできれば鉄輪は要らない
16
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秋日好
この脳は配線悪くショートする思考を止める空白もある
17
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絮谷新
拍子木の渡す音ふいに止む宵に水面に搖るる月影あやし
19
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灰色猫
気を抜けば落下するごと懸命におのれを天へはこぶペガサス
20
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灰色猫
如何にして鞘から抜かず生きれるかその為に日々一刀を振る
20
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灰色猫
月光を掬いとる手がぼくに言う(あなたはとても脆いうつわね)
22
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へし切
老いぬれば一日のながく一年のみじかく覚ゆ為すこともなく
29
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舞
桜木に弥生の春の上弦の芽もつぼめよと優し月影
16
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inosann
親戚より馬鹿丁寧な訪問あり選挙掲示板たてられる時期に
17
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夕夏
ぱーじごのさいすいけんさなんどでもぱーじしてたらけんさにならず
6
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藤久崇
首巻きを 取るとも和き 港風 春は弥来て 園生賑わえり
18
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みやこうまし
梅園の花を横目にウオーキング梅が香うれし連れて追い来る
17
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絮谷新
さしぐみに春の遠雷響むれば何を告げなむ胸の疼ぎ
23
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夕夏
かくだいかいしゃくでどうにでもなるやせきにんのがれとりしまるほう
6
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まあさ
平安の 装束まとう 姫たちの お歌さらさら 曲水の宴
22
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秋日好
十年たち時代遅れになってから膝に載り来るラップトップよ
18
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恣翁
閨の灯の 襖に投ぐる影と二人 夜具に座したり 胸の騒げば
19
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恣翁
堅き土 割りて出でたる蕗の薹 コロポックルは 未だ醒めねども
23
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夢士
雛の宵北風吹きて冴返る雛なき部屋の窓の三日月
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